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30代元妻の30代会社員の浮気相手からの最終提示から増額交渉し慰謝料220万円を獲得した事例
元妻の浮気
相談者夫婦……30代(離婚済み),婚姻期間3年未満 浮気相手……30代男性,会社員 元妻と浮気相手の交際期間……1ヶ月(不貞数回) |
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和解金 | 220万円 |
解決までの期間 | 50日間 |
事案の特徴 | 依頼者と浮気相手はもともと友人 |
【事件解決の流れ】
まず依頼者の希望額として弁護士が直接交渉で300万円の解決金支払を条件とする和解を打診するも,浮気相手はこれに難色を示し,数回の交渉を経た結果,相手方から最終提示として150万円の慰謝料支払による和解の提示を受けました。
そこで,弁護士が依頼者に対し,相手方の交渉態度から高額提示では相手が呑まず,交渉決裂するリスクを説明し,裁判になった場合に低額になる見通しも考慮すれば,220万円が妥当な提示額であることを説明し,この額を最終提示することに了承を得ました。
そして,この最終提示に相手方は応じたため,示談が成立しました。
【ポイント】
不貞は悪質な不法行為ですが,提示する額には裁判上の相場や相手方の支払能力や交渉態度を見ながらの妥当ラインに注意する必要があります。相手が和解に応じる可能性を無視した高額過ぎる示談金の提示は相手の態度を硬化させて交渉決裂を招き,その結果として見通しの立てにくい裁判になる可能性が高く,最終的な獲得額が低額となるリスクが高まるからです。
交渉において当方提示の妥当性を判断するには,相手方の交渉態度や裁判になった場合の見通しを考慮する必要があり,同種案件の交渉経験,訴訟経験の豊富な弁護士ほど,これらを踏まえた交渉の落とし所の見極めが適切であり,結果的に有利な条件で示談を成立させることが可能です。
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